生涯未婚率に惑わされないで

Happy Happy Mariageの等です。

生涯未婚率という言葉、婚活中の方には耳が痛い言葉だと思います。ニュースや新聞などでも話題になりますし、自分の年齢と比較して落ち込んだり焦ったりする人もいるでしょう。

ここで、生涯未婚率の意味について考えてみたいと思います。

生涯未婚率というのは、「45~49歳」と「50~54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものです。生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありません。

ただし50歳で未婚の人は、将来的にも結婚する予定がないと考えることもできることから、生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す統計指標として使われます。

(公益財団法人生命保険文化センター)

 

では実際の生涯未婚率のデータを確認してみましょう。

 

出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (http://www.ipss.go.jp/)

このデータは原則的に国勢調査ごとに更新されるため、次の公開は2020年以降となり、上昇率は緩やかになりつつも数値は更に上昇しているのでは?と言われています。

ここでサンプルになった45歳〜54歳の男女の心情について考えてみましょう。

この数値には、結婚したいと思っている人もいれば、もう今更と思う人もカウントされています。仕事に充実していたり、親からは何も言われなくなったり、出産を諦めたりと、結婚に意味を見出せない人や、特に婚活もしないで、ご縁については流れに身を任せているスタンスで…という人も含まれているわけです。

 

結婚したいと思い、結婚相談所で婚活している人の生涯未婚率って同じだと思いますか?

結婚願望が高い集団の中での出会いです、私は同じだと思いません。 

私の母の再婚相手は、アラ還で初婚でした。出会いは結婚相談所のパーティーです。

結局のところ、数値はあくまでも参考程度にし、自分自身はどう行動するかが、運の分かれ目なのではないでしょうか?

ちなみにサンプル対象である45歳〜54歳の2015年婚姻数は、

男性:40,573人 女性:25,938人です。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)

 

入会しているけど出会えませんという方は、プロフィールだけで判断していませんか?

申し込みして下さっている異性を是非検討してみて下さいね。プロフィールが全てではありません、プロフィールだけで結婚は決めませんよね?

ああだこうだ考えず、まず会ってみる!

会ってみて、聞いてみて、感じてみて、それから考える 。

考える段階の際に、会員さんにとって素敵なご縁となりそうな異性をスルーしないようにアドバイスするのが、結婚カウンセラーの役目だと私は思います。